音楽が好きが続く教室でありたい
ピアノを習わせようか迷っている保護者の方、
すでに通ってくださっている保護者の方へ、
今日は教室の大切にしている想いを少しお話しさせてください。
最近は、SNSなどで難しい曲を弾く子どもたちの動画や、完成度の高い発表会の様子を目にすることが増えました。
「うちの子も、いつかあんな曲が弾けるようになるのかな」
「ちゃんと続けられるのかな」
そんなふうに思われる方も多いのではないでしょうか。
私の教室には、小さなお子さんが多く通っています。
まだ集中力が長く続かなかったり、気分にムラがあったり、今日は元気いっぱいでも次の週は少しお疲れ気味、ということもよくあります。
それは、決して特別なことではありません。
小さな子どもにとって、音楽もピアノも
「初めての世界」。
うまくできない日があるのは、自然な成長の一部です。
この教室で、私がいちばん大切にしていることは、
「音楽を好きになること」
そして
「その気持ちが続くこと」です。
ピアノが上手に弾けることや、難しい曲に挑戦することは、もちろん素敵な目標です!
でも、その前に
・ピアノの音を出すのが楽しい
・音楽が大好き!
そんな気持ちが育っていなければ、長く続けることはできません。
特に幼児期は、技術を詰め込む時期ではなく、心の土台を育てる時期。
「できた!」という小さな成功体験や、
先生に認めてもらえた嬉しさ、
音を表現する楽しさを、少しずつ積み重ねていくことが大切だと考えています。
レッスンでは、
間違えても大丈夫。
周りと比べる必要もありません。
その子のペースで、一歩ずつ進んでいきます。
保護者の方から、
「家で自分からピアノに向かうようになりました。」
「レッスンの日を楽しみにしています」
そんなお話を聞かせていただくたびに、胸があたたかくなります。
すぐに目に見える成果が出なくても、大丈夫です。
今は簡単な曲でも、ゆっくりでも、
音楽が好き、という気持ちが育っていれば、それが何よりの原動力になります。
その気持ちが続いていけば、
「もっと弾きたい」
「この曲に挑戦したい」
という意欲が、自然と芽生えてきます。
早く上達することだけを目標にする場所ではありません。
音楽と長く、やさしく付き合っていける力を育てる場所でありたいと思っています。
お子さま一人ひとりの成長を大切に、
小さな「楽しい」を積み重ねながら、
「音楽が好き、が続く教室」として、これからも寄り添っていきます。

