「じっとしているように見えても、しっかり吸収している子どもたち」
レッスンで行った活動を、自分から口ずさんでいます。
そんなお話を保護者の方から伺うと、講師として本当に嬉しい気持ちになります。
レッスンのときには、少し控えめで、お友達の活動を静かに見ているように見えるお子さんがいます。
一見「今日はちょっと集中できていないのかな?」と思うこともあるのですが、実はそうではありません。
じっとしているように見えても、そのお子さんなりのペースで、しっかりと吸収していることが多いのです。
そして、その吸収力の高さは、後からの行動に現れます。
お家に帰ってから、ふとした瞬間にレッスンの歌を口ずさんだり、同じようにリズムを再現したり。
そうした姿を見たとき、保護者の方も「ちゃんと見ていたんだ!」と驚かれることが多いのではないでしょうか。
観察しながら学ぶ子どもたち
子どもには、さまざまなタイプがいます。
積極的に前に出て動きながら覚えるタイプのお子さんもいれば、じっと見て観察し、頭の中で整理しながら理解していくタイプのお子さんもいます。
後者のタイプは、レッスン中は静かにしていることが多いのですが、実は心の中ではしっかりと学びが進んでいます。
お友達の動きを観察したり、先生の声のトーンやリズムを耳で感じ取ったりしながら、情報を整理しているのです。
そのため、一見「参加していないように見える」場面でも、内側では多くの学びが起こっています。
このような「観察型」のお子さんは、理解力が高く、物事の本質をつかむのがとても上手です。
一度理解すると、応用力を発揮し、自分のペースで確実にできるようになるという特徴があります。
まさに「静かなる賢さ」を持っているタイプなのです。
「表現する準備期間」も大切に
レッスンの中では、「自分から積極的に表現すること」だけが成果ではありません。
むしろ、その前段階である「見て・聞いて・感じて・考える」時間がとても大切です。
観察型のお子さんは、この「準備期間」を丁寧に過ごします。
何度も見て、聞いて、自分の中で納得できたときに、初めて表現として現れるのです。
ですから、保護者は焦らず、見守る姿勢がとても大切です。
ある日突然、何の前触れもなく、レッスン中にその子が自然に歌を口ずさんだり、リズムに合わせて体を動かしたりする瞬間が訪れます。
それは、これまでの観察と理解がしっかりとつながった証拠です。
そんな瞬間に立ち会えたとき、講師としては胸がいっぱいになります。
保護者の方へのお願い
「うちの子、あまり前に出ないんです」
「ちゃんとできているのか心配で…」
そんなお声をいただくこともあります。
でも、どうか安心してください。
お子さんは、お子さんなりのペースで、しっかりと成長しています。
家庭で見せる小さな変化
レッスンの歌を口ずさんだり、手遊びを真似したりする姿こそが、学びの証です。
それは、「理解したことを自分のものとして表現し始めている」サイン。
お家でのそうした小さな発見を、ぜひ大切にしてあげてください。
そして、そんな素敵なご報告をいただけることが、私にとって大きな励みになります。
「見ていないようで、ちゃんと見ていた」
そのお子さんの観察力と吸収力を信じて、これからも一緒に成長を見守っていけたら嬉しいです。
まとめ 〜学びの形は1つではない〜
子どもの学びには、さまざまな形があります。
声に出したり体で表現することも立派な学びですし、静かに見て理解することも、同じくらい価値のある学びです。
どんなスタイルであっても、「自分の中で感じ、考え、再現する」力を育てていくことが何より大切だと感じます。
そして、そんな子どもたちの一つひとつの成長を、保護者の方と一緒に喜び合えることが、私の何よりの幸せです。
きっと、今日もあのレッスンの歌を口ずさんでくれているかもしれません。
その姿を想像するだけで、心が温かくなります。
これからも、お子さんたちのペースを大切にしながら、楽しくレッスンを積み重ねていけたらと思います。
その日々の積み重ねの先に、「自分から表現する喜び」が自然に花開く日がきっとやってきます。
その瞬間を、私は心から楽しみにしています🌷
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