発表会で見えてくる生徒さんの個性
お教室の発表会が無事に終わりました。
発表会の準備から本番までの過程は、生徒さんたちの個性がとてもよく見える時間でもあります。
私はこれまで、多くの生徒さんたちを見てきましたが、発表会や練習を通して、大きく分けると2つのタイプがいると感じます。
もちろん、どちらが良いとか悪いという話ではありません。
それぞれにメリットもデメリットもあります。そして、中には少し予測がつかないタイプも存在します。
①先行逃げ切りタイプ
まず一つ目は「先行逃げ切りタイプ」です。このタイプの生徒さんは、最初の段階から勢いがあります。
初めて曲に触れたときから楽しそうに弾き、周囲を巻き込むようなパワーがあります。
練習初期のテンションが高いので、周りから見ると「もう完成間近?」と錯覚してしまうこともあります。
ただし、ここに注意点もあります。
勢いがある分、最後まで計画的に練習を続けることが苦手な場合があります。
細かい部分の確認や仕上げを後回しにしがちで、本番ギリギリになって少し慌てることもあります。
それでも、舞台上での存在感や表現力は抜群で、聴く人を引きつける力があります。
②コツコツ努力型
二つ目は「コツコツ努力型」の生徒さんです。
このタイプは、最初は派手さはないものの、毎日の練習を着実に積み重ねます。
少しずつ上達する姿は目に見えてわかるので、指導する側としても安心感があります。
練習量や反復を大切にするので、完成度が高く、安定感のある演奏を本番に披露してくれます。
ただし、デメリットもあります。それは、最初は勢いがないため、「本当に間に合うのかな?」と心配になることです。
また、自己表現の面ではやや控えめになりがちで、演奏に感情を乗せるタイミングが遅れることもあります。
ですが、完成度と安定感は抜群なので、発表会では安心して任せられるタイプです。
③番外編:突然の覚醒タイプ
そして、例外的に存在するのが「突然できるようになるタイプ」です。
このタイプの生徒さんは、ある日を境にまるで電源が入ったかのように演奏が変わります。
今までできなかったフレーズがスムーズに弾けるようになり、練習しても成果が出なかった日々が嘘のように一変します。
このタイプは予測が難しいのが特徴です。
いつ、どのタイミングで伸びるのかが分からないので、指導者としても驚かされることが多いです。
ただ、このタイプが本番で急に力を発揮すると、会場全体が一気に引き込まれるような感動を生む瞬間があります。
皆さんは、自分自身をどのタイプだと思いますか?
* 最初から勢いで攻める「先行逃げ切りタイプ」
* 地道に努力を重ねる「コツコツ型」
* ある日突然覚醒する「番外編タイプ」
どのタイプも個性であり、良いとか悪いはありません。
大切なのは、自分のタイプを理解して、それに合った練習法や心構えを持つことです。
例えば、先行逃げ切りタイプなら、後半の練習でペースを落とさない工夫をする。
番外編タイプは、焦らず日々の練習を積み重ね、チャンスが来たときに全力を出せる準備をしておく。
発表会は、演奏力だけでなく、生徒さん一人ひとりの個性を映す鏡のようなものです。
私はこの発表会を通して、また新しい発見と驚きをもらいました!
皆さんも、自分のタイプを知り、それを活かして練習や挑戦を楽しんでほしいと思います。
さいたま市南区 武蔵浦和・浦和・中浦和
ピアノ&リトミック教室ミュージックハウス

