小さな子どものレッスンで感じること 〜焦らず、ゆったりと見守るということ〜武蔵浦和・浦和・中浦和さいたま市南区ピアノ・リトミック教室ミュージックハウス

小さな子供のレッスンで感じる~武蔵浦和・浦和・中浦和リトミックピアノ教室~ミュージックハウス お知らせ
小さな子供のレッスンで感じる~武蔵浦和・浦和・中浦和リトミックピアノ教室~ミュージックハウス

小さな子どものレッスンで感じること 〜焦らず、ゆったりと見守るということ〜

小さなお子さんのレッスンをしていると、本当に色々なお子さんに出会います。
最初から集中できる子もいれば、そうでない子もいます。
中には、教室に入るなりあちこちをキョロキョロ、好奇心旺盛で目に入るものすべてが気になってフラフラと動き回り、なかなか椅子に座れない子も。
そんな姿を見ると、お母様が心配そうな表情でこちらを見ていたり、
「すみません、うちの子全然集中できなくて…」と申し訳なさそうに声をかけてくださることもあります。
でも、私はそんな時こそ、内心ではこう思っているんです。
「大丈夫ですよ。そのうち『ポン!』と、できるようになる日が来ますから」と。
本当に不思議なんです。
ある日突然、それまで全く集中できなかった子が、まるでスイッチが入ったかのように、目の前のことに取り組み始める。
今まで何度やってもできなかったことが、まるで初めから知っていたかのように、スムーズにできるようになる。
それは、「ちょっとずつ練習した結果がようやく実った」というよりも、むしろ「突然、その日がやってきた」という感じ。
それまでの行動と、まったく別人のように見えることさえあります。
私はこの瞬間を、「ポン!」という音で表現しています。
まるで何かが心の中で弾けたように、新しい世界が開ける。
そんな感覚です。
この瞬間が訪れるタイミングは、本当に人それぞれです。
早い子もいれば、時間のかかる子もいます。
でも、一つだけ共通していることがあります。
それは、「焦らずに見守ってくれていたからこそ、ポン!の瞬間がやってきた」ということ。
子どもは、私たち大人が思っている以上に、たくさんのことを感じ、考えています。
でも、まだそれを言葉にできなかったり、行動でうまく表現できなかったりするだけなのです。
外から見ていると「何も分かっていない」「何もできていない」と思えるような行動も、実はその子なりの「準備期間」だったりするのです。
大切なのは、その準備期間を否定しないこと。
「まだできてないね」と決めつけるのではなく、「今は心の中で育っている時間なんだ」と信じてあげること。
もちろん、すぐに結果が見えないと、不安になってしまうお気持ちもとてもよく分かります。
特に、周りの子と比べてしまうと、「うちの子は大丈夫かな」と心配になるものですよね。
でも、子どもの成長には「その子だけのペース」があります。
芽が出るまでの時間が違うだけで、ちゃんとその子の中では成長の種が根を張っているのです。
植物の成長に水や日光が必要なように、お子様への愛情と信じる気持ちが、その種を育てていきます。
焦らなくていいんです。
ゆったりとした気持ちで、「大丈夫、ちゃんとその日が来るよ」と見守ってあげること。
それが、結果としていちばんの近道になることが多いと、私はレッスンを通して日々実感しています。
そして、その「ポン!」の瞬間に立ち会えたとき、心の底から思います。
「焦らずに見守ってきて良かった」と。
レッスンの中で、たくさんのまだと出会います。
まだ集中できない、まだ話を聞けない、まだできない…。
でも、『まだ』は『もうすぐ』の入り口。
その『もうすぐ』が訪れる日をを信じて、あたたかく見守っていきたいと思います。
お子さんの今の姿は、ほんの通過点。
どうか焦らずに、信じてあげてくださいね。
そして一緒に、「ポン!」の瞬間を、楽しみに待ちましょう。