「間違えても止まらない」は大事なこと
ピアノを習い始めて少し経つと、多くの生徒さんが
「間違えずに弾きたい!」という気持ちを強く持つようになります。
それ自体はとても素晴らしいことです。
音を正確に読み、リズムを守って演奏することは、ピアノの基礎ですし、きれいに弾けたときの達成感は格別ですよね。
ですが、私はレッスンの中で、もうひとつ大事にしていることがあります。
それは…
「間違えても止まらないこと」。
これはとてもシンプルなことのように見えて、実はとても大切な演奏の力に直結しています。
音楽は「流れ」が命
ピアノは、音を「正しく出すこと」以上に、「音楽としての流れを作ること」が大切です。
音が正しくても、途中で何度も止まってしまっては、聴いている人に音楽としての魅力が伝わりません。
「でも間違えたら止まるのが普通じゃないの?」
そう感じる方もいるかもしれません。たしかに、練習段階ではゆっくり立ち止まって、ミスを見つけて直すことはとても大切です。
でも、本番や人前で弾くときに同じように止まってしまっては、音楽の流れが途切れてしまいます。
本番で大事な「〇〇力」
発表会やコンクール、合唱祭の伴奏など、本番の演奏で緊張したとき、人は想像以上に冷静さを失います。
指が震えたり、頭が真っ白になったり、思っていた通りに動けなくなることもあります。
そんな時に必要なのは、「何があっても先に進める力」です。
完璧を目指す気持ちは大切です。
でも、「間違えても演奏を止めずに、音楽をつなげていく力」があると、聴いている人には大きな安心感と感動を与えることができます。
多少のミスがあったとしても、流れのある演奏は「伝わる音楽」になります。
間違えても笑顔で、堂々と
レッスンで私がよく伝えることの一つに、「止まらなかったね!それがすごいことだよ。」という言葉があります。
音を間違えても、堂々と最後まで弾き切る。それは、立派な力です。
「止まっちゃダメ」ではなく、「間違えてもいい。できれば止まらず進めたらもっといいね」と伝えることで、のびのびと演奏できるようになります。
間違えたって大丈夫。その先が大事。
間違えることは、成長のチャンスです。そこに気づいて、振り返り、どうやったら間違えずに弾けるか考える。
そして、最終的にはたくさん工夫して練習を積み重ねていくことで
「これだけ練習したんだから大丈夫」と思える心の余裕が生まれます。
これはピアノに限らず、どんな場面でも大きな強みになります。
練習の時も、
「間違えてもとにかく最後まで弾いてみる」という練習方法も取り入れてみてくださいね。
最後に
間違えずに弾けることはもちろん素晴らしいこと。
でも、それ以上に「音楽を止めずに演奏する」ことを目指してほしいと思っています。
止まらずに弾く力、それが自信につながり、ピアノを演奏する楽しさにつながっていきます。
さくらそう薬局リトミック・コンサート
・開催日:2025年6月14日(土)
・時間:14:00(開場13:50)
・会場:さくらそう薬局
(さいたま市桜区南元宿1-15-25)
・参加費:1500円 追加1人500円
・対象:0歳~大人までどなたでも大歓迎
・ご予約・お問い合わせ:さくらそう薬局
(TEL:048-789-7415)
参加希望の方はメール、またはさくらそう薬局店頭でご予約が必要ですので、事前にご連絡ください。